タクティカルベストだけじゃない!サバゲー用ベスト徹底解説!

サバゲーフィールドに行くと、多くの人がベストの形状をした装備品にポーチ類を付けてゲームに参加しています。

これらの装備品は「タクティカルベスト」と一般的には呼ばれていますが、実は幾つかのジャンルに別れています。

では、ジャンルとは幾つあるのか?そもそも、こんな装備は必要なのか?必要ならばその理由は何か?と疑問を持たれるでしょう。

そういった疑問にお答えしながら、各ベストのジャンルの特徴や、それぞれの違いをご案内して、おすすめのアイテムのご紹介もいたします。

装備品にあまり詳しくない方でも解るように優しく説明していますので、最後までご覧ください。

サバゲーにベストが使われる理由とは

サバイバルゲームフィールドに遊びに行くと、ほとんどの人がベスト状の装備品を身に付けています。

更に良く見ると、ベストらしき装備品の前面にはライフルやハンドガンの予備マガジンを収納できるポーチやホルスター、サイドには無線機や何でも入れられるユーティリティーポーチ、また背中には各種のダミーグレネードがぶら下げてあります。

このように多くのサバゲーマーがベスト状の装備品を活用していますが、これらの装備品がサバゲーで使われるのはなぜでしょうか?

サバゲーにベストが使われる理由1,利便性

サバゲーでベスト類が装備として使われている理由の1つ目は利便性にあります。一昔前のサバゲーの装備といえば、ピストルベルトをサスペンダーで吊るして、フラップ式のマガジンポーチを携行するぐらいでした。

しかし、「EAGLE V1 ベスト」の登場で、「タクティカルベスト」という概念がサバゲーマーの間で定着します。

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(画像出典:amazon.co.jp)

この頃のタクティカルベストは最初からポーチが縫い付けられていたので、自分が使いたいポーチを加えることができなかったのです。

その後、ベスト表面にスナップを取り付け、対応のポーチを好きな場所に配置できるようになります。

いわゆる、ベストのモジュラー化です。このように、予備マガジンを多く携行できる利便性がサバゲーでベストが使われている理由です。

サバゲーにベストが使われる理由2、部隊の再現性

サバゲーにベストが使われる理由の2つ目は、自分が憧れる部隊やチームと同じ装備を身に着け、小物を取り付けることで、憧れの対象と同じスタイルを再現して、ゲームを楽しむためです。

この憧れの部隊の隊員の装備を再現する人たちは、かなりの情熱を注いで、ミリフォトなどでリサーチします。

またこの憧れの対象になるのは、実在の部隊だけでなく、メディアに登場する主人公も含まれています。

「ローン・サバイバー」や「アメリカンスナイパー」を見た人は、ローデシアンリーコンベストを揃えたりするのがいい例だと思います。

このように憧れの対象に近づくツールとして、ベスト類を装備する人も多いのです。

(画像出典:amazon.co.jp)

サバゲーにベストが使われる理由3、コスプレアイテムとして

サバゲーにベストが使われる理由の3つ目は、コスプレ用アイテムとしてです。

以前から装備を満載して写真を撮ることを目的にサバゲーフィールドを訪れる人たちはいましたが、インスタの普及と共に、その割合が増えてきました。

そういう人たちにとって、サバゲー用ベストは、絶好のアイテムなのです。

また、サバゲーにはある年代の、ある部隊の装備を再現して戦うというゲームがあります。

その人達にとっても、海兵隊や特殊部隊が使っていると覚しき装備品として、バスト類は重要なアイテムなのです。

このように、コスプレ的要素を満たすツールとして、サバゲーではベスト類が使われています。

サバゲー用ベストの種類と移り変わり

ここまでサバゲー用ベストと一括りに呼んできましたが、実は同じように見えても、様々な種類があるのです。

この先、本文中で様々なサバゲー用ベスト類をご紹介するのですが、いきなり製品名や固有名詞を出しても、おそらく理解し難いと思います。

そこで、まずは、サバゲー用ベストの移り変わりからご説明して、その後に各種ベストの特徴と違いについて述べたいと思います。

なお、サバゲー用ベストは各種モデルがその時の情勢によっては新旧が入り乱れて使われているので、年代別の区分けはしていないことを、ご了承ください。

(画像出典:amazon.co.jp)

冒頭でもお伝えしたように、サバゲー用ベストは「EAGLE V1 ベスト]という製品の登場で、サバゲーマーたちに認知されます。

以後、タクティカルベストといえば、この「EAGLE V1 ベスト」をコピーした製品を指すようになるのです。

このタクティカルベストで一番にイメージしやすいのは、SWATが着用しているベストでしょう。

SWATや警察系特殊部隊では、犯人を心理的に威圧できるように黒一色で統一していますが、ミリタリーユースでは、各種カラーが用意されています。

進化するタクティカルベスト

(画像出典:amazon.co.jp)

当初のSWATベストを始めとしたタクティカルベストは、ポーチ類が縫い付けられていたため、特定の銃のマガジンにしか対応しておらず、配置場所も固定されていました。

しかし、スナップをベスト全面に付けて、対応のポーチを好きな場所に配置できるようにした製品が出てきます。これが、モジュラータクティカルベストです。

これにより、以前に比べて利便性が向上したのですが、スナップによるポーチ類の固定では、戦場のようなハードな状況には向いていなかったのです。

また、銃弾を防ぐ機能自体はタクティカルベストにはなく、今でいうソフトアーマーとの併用で防弾性を持たせていたのです。

そのためタクティカルベストは、あくまでもPOLICEユースが主体で、ミリタリーユースには向いていなかったのです。

2,プレートキャリア

(画像出典:amazon.co.jp)

タクティカルベストは一部のロードベアリングベスト(吊り下げるタイプのベスト)を除いて、POLICE系装備が主流でした。

そのタクティカルベストの代わりに、ミリタリーユースで使われるようになったのが、「プレートキャリア」と呼ばれるものです。

プレートキャリアとはその名の通り、防弾性に優れたセラミックプレートを内部に入れて、背中や腹部、胸部をカバーして、重要な内蔵器官を銃弾から守るためのものです。

この内部に入れるプレートには、SAPIやMBAVと呼ばれるミルスペック(軍用規格)に適応したものが入っており、サバゲー用のプレートキャリアにもレプリカのプレートが付属しています。

現在では、このプレートキャリアがサバゲー用装備品の主流になっています。

MOLLEシステムとは?

サバゲーを始めたばかりの人にとって、プレートキャリアの前面にマガジンポーチやハンドガン用ホルスターが付いているのを見て、どのように固定しているのか不思議に思われることがあるのではないでしょうか?

このプレートキャリアにポーチ類をシッカリと固定するために考案されたのが、MOLLEシステムです。

MOLLEシステムとは、PALSウェビングと呼ばれる短冊状の布製パーツを縫い付けてあり、このパーツの間にモール対応ポーチのフラップを通して固定する方法です。

この方法により付けられたポーチ類は、飛び回ろうが、這いずり回ろうが、外れることがないため、ハードな使用を前提としたミリタリーユースに適した固定方法です。

また、好きな場所にポーチを配置できるので、スナップのモジュラーシステムよりも高い利便性を持っています。

現在では、タクティカルベストでもこのMOLLEシステムが主流になっています。

現在のMOLLEシステムの利便性を引き立たせたものとは

(画像出典:amazon.co.jp)

好きな場所にシッカリとポーチを配置できるMOLLEシステムですが、それだけでは今ほどの利便性を感じられません。

このMOLLEシステムの利便性を引き上げているのが、現在のポーチやホルスターの進化です。

一昔前のマガジンポーチでは、マガジンが脱落しないように、フラップを被せて保持していました。

ホルスターも同様にフラップや大型のスナップを利用して、ハンドガンを保持していました。

しかし、カイデックスなどの素材の発達と、デザインの進化で、蓋をしなくてもマガジンや銃を保持でき、必要な時にはワンアクションで取り出せる現在のマガジンポーチやホルスターがなければ、今ほどの利便性は感じられなかったでしょう。

3,アーマーベスト

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アーマーベストとは、プレートキャリアの抗弾性に砲弾の破片によるダーメージを軽減する機能を付け加えたものです。そのため、見た目では、ちょっと大型のプレートキャリアぐらいにしか見えないので、初心者や装備品に詳しくない方では、プレートキャリアとアーマーベストの区別が解りにくいと思います。

アーマーベストとプレートキャリアの見分け方

プレートキャリアとアーマーベストの見分け方ですが、プレートキャリアでは身体の前面と背面をプレートによってカバーしていますが、身体の側面はプレートからは保護されていません。

それに対して、アーマーベストはカマーベルトというソフトアーマー入の帯状のパーツで前後のプレートを繋いで、体の側面もカバーされています。

しかし、最近では、プレートキャリアでもカマーベルトで前後のプレートを連結するものも出ているので、その違いは曖昧になりつつあります。

4、チェストリグとは

(画像出典:amazon.co.jp)

チェストリグとは、前面や側面にポーチ類が予め縫い付けられている装備品です。

プレートキャリアとの違いは、プレートキャリアが背面までカバーするのに対して、チェストリグでは、背面が大きく開けられていて、着用方法も前掛けエプロンを付けるように装備します。

背中を大きく開けている理由は、バクパックなどを背負った時に、背中のプレート部が不要になるために取り去られたのです。

その大きく空いた背中のスペースを利用して、水分補給に使うバックなどを配置する例もあります。

チェストリグも当初は、タクティカルベストと同じようにポーチ類が縫い付けられていたのですが、最近ではPALSウェビングを施して、MOLLEシステムによる利便性を持たせているのもが好まれるようです。

また、従来のチェストリグはプレートを入れずに軽量化して、ソフトアーマーとの併用で、抗弾性をもたせていたのですが、最近では、チェストリグでも、抗弾プレートを入れられるタイプも出てきています。

ベスト選びに迷っている人におすすめのベスト4選!

ここまでサバゲーで使われているベストについて、使われている理由や特徴、それぞれの違いをご説明しましたが、ここでは、ベスト選びに迷よっている人におすすめの4アイテムをそれぞれのジャンルごとにご紹介します。

これからベストの購入を考えている方の参考にいかがでしょうか?

おすすめその1,タクティカルベストなら

TAC-V1タイプ モーリーシステムベスト
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タクティカルベストからのおすすめは、やはり鉄板のV1タイプです。

このモデルはMOLLEシステム対応で、各種ポーチを好きな場所に配置できます。

警察系特殊部隊装備が好きな方にとっては、これが一択となるでしょう。当然、色はブラックが前提です。

この系統のベストが似合うのは、やはりインドアフィールドですね。仲間と装備を揃えて、ドアエントリーなんかやってみると、テンションが上げること、確実です。

おすすめその2,プレートキャリアなら

(画像出典:amazon.co.jp)

プレートキャリアでおすすめしたいのは、JPCスタイルの製品です。

この製品の特徴は、小型軽量で動きやすいことです。ともすればプレキャリは、各種のポーチ類を付けることによって、重量が重くなりがちです。

その結果、動きにくくなり、サバゲーでの戦いに支障をきたすようでは本末転倒です。

しかし、このJPC(Janpable Plate Carrider)スタイルの製品には、「カンガルーポーチ」と呼ばれている収納エリアが前面にあり、M4系マガジンなどが、ポーチ類を付けなくても3本はプレキャリ内に携行できます。

そういった小型軽量で動きやすい点が評価されて、サバゲーマーから熱い支持を受けています。

米海軍特殊部隊の隊員が装備している姿が、ミリフォトなどで確認されているのも、人気が出る要因でしょう。

特殊部隊からPMCまで、あらゆるスタイルに対応できるので、プレートキャリアの購入に悩んでいる人には、是非おすすめしたいアイテムです。

おすすめその3,アーマーベストなら

BWOLF製 VT068 CIRAS サイラス ベスト プレートキャリア Molleシステム
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米海軍特殊部隊「Navy Seals」に憧れている方におすすめなのがこの「CIRAS(サイラス)」です。

2000年代にシールズやデルタといった部隊で装備されていたこともあり、特殊部隊に憧れている人に人気のアーマーベストです。

特殊部隊の装備を再現するなら、マガジンポーチ以外にも、メディックポーチ、ダミー無線機、サイリュウム、各種のダミーグレネードなど、付ける小物が多くなります。

その点、このサイラスは、それらを装着しても十分に余裕がありますので、装備のドレスアップには向いています。

しかし、その分、重くなり、動きに支障が出ますが、特殊部隊装備を目指すなら、サイラスを装備しても十分に機動力を発揮できるように、日頃から身体を鍛えましょう。

おすすめその4,チェストリグなら

タスマニアンタイガー チェストリグ モジュラー・Tasmanian Tiger CHEST RIG MODULAR 【正規輸入代理店直売】
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チェストリグでおすすめしたいのが、RRV(ローデシアンリーコンベスト)と人気を二分するこのタスマニアンタイガーのモジュラーチェストリグです。

その名の通り、全面にモールが施されており、ポーチ類の配置にかなりの柔軟性が見られます。

また、胸の部分を折りたたんで、各種ソフトアーマーと併用するなどの工夫次第で、装備のバリエーションにも富んでいます。

しかし、チェストリグの一番の美点は、軽さにあります。確装備品の中で、一番の軽さを誇るチェストリグは、装備する人の機動力を存分に生かしてくれます。

サバゲーの立ち回りで相手を翻弄したい人におすすめです。

タクティカルベスト・プレキャリのカスタムとは

結論から申し上げます。プレートキャリアやタクティカルベストにおいて、「カスタム」という概念はありません。

「カスタム」とは、メーカーが出荷時に設定した仕様やスペックを、自分が使いやすいように意図的に変えることです。

MOLLEシステムでモジュラー化されているプレートキャリアやタクティカルベストは、それ自体が、好きな場所にポーチ類を装着できる、言わば「プラットフォーム」なのです。

プレートキャリアやタクティカルベストのカスタムというのは、ぷらっとフォームであるモジュラーシステムや、MOLLEシステムを自分の使いやすいように改造するということを意味します。

そのようなカスタムを試した人もいなければ、試す意味もないのです。

おそらく、プレートキャリア類に「カスタム」という言葉を繋げるのは、ポーチ類を自分の好きなところに配置することを意味されているのでしょう。

しかし、それはカスタムではなく、強いて言えば「ドレスアップ」に該当します。

もし、ご自分の使いやすいポーチ類の配置がわからない時には、「ミリフォト」や、メディアを参考にするという方法もあります。

しかし、一番役に立つのは、サバイバルゲームフィールドで、参加しているサバゲーマーのナマも声を参考にされることです。

ポーチの近い方、配置の仕方など、必ずヒントになる言葉を言ってくれるはずです。

まとめ

今回はサバゲーで使われているベスト類についてのご説明をしました。

ベスト選びで迷っている人は、サバゲーフィールドで、周りの人が使っている装備品を試させてもらうのが一番のリサーチになります。

実際に自分で試してみて、着心地や装備のしやすさ、動きやすさなどをチェックした上で、購入する製品を決めるのもありです。

おそらく、多くの人がプレートキャリアを選ばれると思いますが、プレートキャリアを選ぶときには、プレートキャリアの一番下がヘソの辺りに来るぐらいのサイズをおすすめします。

なぜなら、プレートキャリアを着た状態でしゃがんだり、伏せたりした時に、腰のベルトに付けた装備品の干渉しにくいからです。

周りの人のベスト類を試させてもらう時には、どのサイズが自分に一番適しているかということを、忘れずに確かめてください。