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株式会社ブリッジウェルの新製品「Glow HOTARU」は従来のケミカルライトとは違った今までにないグローマーカー。
クラウドファンディングのプロジェクトでは早期に目標額の1,000%を達成し、メディアでも取り上げられるなど非常に注目度の高いアイテムです。
アウトドアやフィッシング、防災など様々なシーンでの活躍が期待されるこの「Glow HOTARU」。
今回はご縁あって新製品をご提供頂きましたので、その革新性と実際の使用感をご紹介です。
目次
グローマーカー「Glow HOTARU」独自の3つの特徴
「Glow HOTARU」独自の特徴1.
電池不要で繰り返し使えるエコと経済性
「Glow HOTARU」は一般的に分類するならばいわゆるケミカルライト。
ケミカルライトは文字通り化学発光体のことで、最もイメージしやすいのはパキッと折って発光する使い捨ての棒状のアレでしょう。
従来のケミカルライトは基本的には使い捨て。一度使ってしまえばゴミになってしまいます。
しかし「Glow HOTARU」は蓄光パウダーを光源に使っており、発光が終わっても再度光を当てれば使用可能というエコ性能。
しかも約2~3年の使用が可能というメーカー推定の耐久年数なので、これも従来のケミカルライトと比べればかなり経済的です。
「Glow HOTARU」独自の特徴2.
最長10時間、蓄光としてはかなり明るく光り続ける
「Glow HOTARU」の発光時間は約10時間。
ケミカルライトの発光時間としては驚くべき数値ではありませんが、光源が蓄光パウダーという点からすれば長い発光時間と言えます。
また、蓄光パウダーなのに480mcd/㎡とかなりの輝度。
蓄光アイテムに触れたことのある方ならば予想を超える明るさと言って良いでしょう。
発光終わりの10時間後であっても、完全に光の遮断された場所で目視出来る程度の発光があります。
「Glow HOTARU」は蓄光だから繰り返し使える、でも蓄光なのに明るいという点が最大の革新性となっています。
「Glow HOTARU」独自の特徴3.
最短1分フルチャージ
「Glow HOTARU」を10時間発光させるのに必要な蓄光時間は、晴天時の太陽光(50,000Lx以上)で約1分。
雲天時でも5分、日没直後やLEDライト(1,000Lx以上)の10cmの距離の照射で10分となっています。
太陽の下にいるだけで最短1分でフルチャージという性能。
なお、家庭内蛍光灯(200Lx)では30分となっており、夜間照明下に普通に置いておけば就寝時の消灯で十分発光出来る時間と言えるでしょう。
基本的にインドア・アウトドアともに放置しておけばフルチャージ可能なので、革新的マーカーながら利便性も損なわれていません。
2つの「Glow HOTARU」の概要をチェック
「Glow HOTARU」には現在2つの形状のものがリリースされており、その特徴から用途に応じて使い分けることが可能です。
今回は株式会社ブリッジウェル様よりどちらのタイプもお送りいただきましたので、その違いを紹介しつつ、まずは外観からチェックしてみました。
スティックタイプの「Glow HOTARU 60」
まずはコンパクトなスティックタイプの「Glow HOTARU 60」。
実際に販売されている製品同様2本入のパッケージとなっています。
公式なプロフィールからご確認ください。
「Glow HOTARU 60」概要
長さ | 62.5mm |
---|---|
太さ | φ5mm |
重量 | 約1.6g |
容器素材 | ABS |
ストラップホール | 約2.1mm × 1.5mm |
価格 | 980円 |
メーカー想定の使用シーン
メーカーとしてはアウトドアシーンでのマーカーをまず第一に想定しています。
具体的には、キャンプで使用するテントのジッパー、バッグの中の小物などのマーカーとして、また自転車のスポークに取り付けてホイールライトの代用など。
他にも、ゴミの発生しない釣り用マーカーを作ろうと考えたところからこの製品プロジェクトが発案されたそうで、フィッシングアイテムとしての使い方も提案されています。
キーと同じサイズ感で軽量
「Glow HOTARU 60」を自宅のキーと並べてみるとこんな感じ。
62.5mmの全長は一般的なキーと同じと考えていただければ分かりやすいかと思います。
一方で手に持ってみると重量約1.6gということでほぼ重さを感じないほど。
1円玉2枚にも満たない重量なので当然と言えば当然です。
ジッパーやキーリングなどに取り付けても邪魔にならないような配慮だと言えます。
ストラップホールを使いたいけど…
何かに取り付けても邪魔にならないというのが「Glow HOTARU 60」の大きなメリット。
ですのでストラップホールを使いたいところですが、このストラップホールが少し小さい気がします。
ただ、携帯電話などのストラップホールと同程度のサイズなのでストラップや画像のような1mm幅の二重リングは取り付け可能。
アウトドアということで今回パラコードで簡易ストラップ状にしてみました。
フレキシブルな「Glow HOTARU Flex」
続いてもう1つのタイプの「Glow HOTARU Flex」。
公式なプロフィールはこちら。
「Glow HOTARU Flex」概要
長さ | 1m |
---|---|
太さ | φ5mm |
容器素材 | 塩ビ系エラストマー(DOPフリー) |
価格 | 2,480円 |
「Glow HOTARU Flex」はビニール状のヒモといった感じ。
なお、測ってみたところ重量は約24gで、「~60」にあったストラップホールはありません。
メーカー想定の使用シーン
メーカーとして挙げられている想定の使用用途は、ロープやチェーンに巻きつけることで夜間の視認性をアップさせることや、災害時の電源不要な誘導灯としてとなっています。
他には、リュックに取り付けている画像などもあり、夜間のアウトドアやウォーキングなど暗い場所の移動中のマーカーとしての利用方法も想定されているようです。
ぐねぐねと自由自在で軽量
実際に手にしてみると、1mのヒモがぐねぐねと自由自在に形状を変えられるのは単純に楽しいと感じてしまいました。
これならば確かに、何かに巻き付けたりしやすそうな形状。
軽いので、取り付けたものに重量負荷をかけることはまずないでしょう。
1mの全長は、ワタシのような175cm/65kgの成人男性でも肩から脇にかけて回したり、腰に回すことも可能です。
モノに固定する際には工夫が必要かも
何かに巻き付ける場合、しっかりクロスさせて外れないように出来るモノならば問題ありませんが、アウトドアのアクティビティ中に落下させてしまう可能があるならばクリップや接着などで固定を考えた方が良いでしょう。
また、床や壁に設置する場合でも何か用意して接着や引っ掛けるなどが必要だと思います。
しかし、非常にフレキシブルなので固定するモノの形状は概ねどんなものでも大丈夫でしょう。
「Glow HOTARU」の発光を色々試してみる
実際に2つの「Glow HOTARU」のその発光の実力をテストしてみました。
発光は基本的にフルチャージ直後のほぼ最大輝度の状態、撮影はGoogle Pixel 3a、画像はより肉眼の見え方に近いものを選んでいます。
完全暗所で試してみる
まずは完全に光をシャットアウトした室内で、フルチャージした「Glow HOTARU」がどれほど光ってくれるのかをテストしましたので画像をご覧ください。
「~60」は距離10cmほどで机の上に置いた状態、「~Flex」はキーボードの上に置いて距離30cmほどから撮影しています。
既存の蓄光材ではおよそ考えられない明るさがお分かりいただけるでしょうか。
特に「~Flex」は周囲が真っ暗なこともあり、ちょっと眩しいとすら感じられるレベル。
5m程度なら十分視認可能
次に5mとちょっと距離をとって撮影。
(左:Glow HOTARU 60 / 右:Glow HOTARU Flex)
「~60」は少し小さいですがこの画像以上にはっきりと視認出来ます。
一方「~Flex」はさすがに大きさがある分視認性は十分。10m離れてもちゃんと分かります。
これだけ視認出来るならば、光のない夜間の屋外であってもマーカーとしては申し分ないでしょう。
完全暗所で時間経過を試してみる
同じく完全暗所で蓄光出来ない状態のまま、時間経過でどれくらいの発光量が変化するかを確認してみました。
完全暗所は我が家で最も暗い場所である消灯トイレ内、画像の距離はおよそ15~20cmと近距離での撮影となっています。
時間経過はいずれも太陽光でのフルチャージから、直後→1時間後→3時間後→6時間後→10時間後と経過した様子です。
直後→1時間後の変化
まずは画像をご覧ください。
(チャージ直後)
(1時間後)
このように直後の「Glow HOTARU」はやや眩しいと感じられるほどの光量があり、ここから1時間後ではやや光量が落ちているのがはっきりと分かります。
ただ、1時間後であっても完全暗所ではちゃんと視認可能。
これくらいの光量であれば数m先でも問題なく使えるでしょう。
3時間後→6時間後→10時間後
続いて残りの時間経過を一気にご紹介。
(3時間後)
(6時間後)
(10時間後)
このように3時間後までは十分明るいものの、以降はぼんやり発光しているという状態。
6時間後くらいの発光になると、やや距離が離れると見辛いと感じられるかもしれません。
しかし、10時間後であっても画像以上に視認は可能で、実際に公式で案内されている「JIS Z 9098規格」に準拠するという「完全に光の遮断された場所で目視確認できる輝度」であることは間違いありません。
夜を想定して試してみる
次にもう少し明るい環境下でどれくらい視認出来るのかをチェック。
適当に条件を設定して撮影してみましたのでご覧ください。
歩いてもモノにぶつからない程度の明るさで
まずは十分暗いけど周囲の状況は分かる程度の明るさがある環境下。
イメージとしては月明かり程度とお考えください。
こちらは「~60」を夜間のキー用マーカーと想定してみた感じで撮影しています。
ご覧のように十分発光してくれており、これならばバッグの中を探すときや夜間に落としたときでもすぐに見つけることが出来るでしょう。
一方こちらは「~Flex」を5mほどの距離から撮影。
(反射板付き侵入防止柵の上に乗せて撮影)
奥が街灯で明るい分、「~Flex」を置いた場所は暗くなっていますがしっかり視認出来ます。
なお、近くで見てみるとこんな感じ。
この「Glow HOTARU」の明るさを感じていただけるかと思います。
夜の街灯下で
こちらは「~Flex」を街灯に近い場所で撮影。
周囲が十分視認出来るほどの明るさでしかも白い柵に設置しての撮影のため、ややイジワルな環境でしたがちゃんと発光しているのが確認出来ます。
「発光してほしい」シーンで確実に明るい
簡単な発光チェックではありますが、フルチャージ状態であればどのパターンにおいても「発光してほしい」と感じるシーンで確実に明るいのは間違いありません。
あくまでもマーカーとしての役割でありライトに代わるほどの明るさはありませんが、最長10時間の発光と短時間での蓄光という機能性は、必要とされるシーンで非常に重宝するグローマーカーであると言えます。
そしてまた、これが2~3年の耐久があるという点もその用途を広げるものであると思います。
「Glow HOTARU」が活躍するシーンのご提案
「Glow HOTARU」の特徴、2つの形状、そして発光テストを踏まえて「Glow HOTARU」がどんなシーンで活躍してくれるか、ワタシの考える、特にオススメなものをご紹介です。
もちろんこれ以外にもアイディアや生活スタイル次第で様々な活躍シーンがありますので、あくまでも例として是非参考にしていただけたらと思います。
「Glow HOTARU 60」のオススメ使用シーン
1.夜のアウトドア・屋外用小物やジップ用マーカー
「~60」はその軽さや小ささが大きな特徴。
メーカーも推奨しているように、キーなどの小物や各ジップに取り付けてのマーカーとしてはかなり有能でしょう。
アウトドアや屋外移動といったシーンなら紛失防止や作業性のアップに繋がります。
また、釣り好きの友人に見てもらったところ、ウキは厳しそうだが竿先ライトなら繰り返し使用可能な点も含めかなり使えると高評価でした。
2.緊急時に必要なモノ用マーカー
「Glow HOTARU」の蓄光能力と輝度を考えたら、停電などの際のマーカーとしても優秀です。
これ自体はライト代わりにはなりませんが、懐中電灯などに取り付けておけば暗所でもすぐに見つけられることが可能でしょう。
蛍光灯下で勝手に蓄光してくれるので、電池切れなどの心配がないのもポイント。
メガネをお使いの方ならベッドサイドテーブルなんかに設置しても良いでしょう。
「Glow HOTARU Flex」のオススメ使用シーン
1.夜のアウトドアや屋外活動時のマーカー
「~Flex」は「~60」に比べて長さがある分、同じ素材であっても遠くからの視認性は有利。
夜間のアウトドアはテントなどにつけてネオンサインにしたり、リュックに取り付けて夜間歩行時のマーカーとしても便利です。
アウトドアでなくても夜にウォーキングをする方でもカラダに巻いたり、ポーチのショルダーに巻くなどしても良いでしょう。
2.緊急時の誘導灯
個人的にベストに感じたのは、停電など緊急時の誘導灯として「~Flex」を床や壁に設置するというもの。
実は某朝のTV番組でもこの使い方を取り上げられた実績もあるそう。
昨今は様々な災害が起こり防災意識が高まりつつある中で、誘導灯は是非用意したいアイテムになってきています。
普段の生活では蛍光灯下で蓄光出来るし、いざというときはしっかり発光。
これが数年持つというのであれば、備えとしてのコスパは非常に優秀でしょう。
触って感じた「Glow HOTARU」への期待
今回「Glow HOTARU」を実際に触って感じて分かった不満点から、今後改良なども含めての期待をワタシなりに綴ってみたいと思います。
もちろん技術的に無理な可能性もありますので、あくまで個人的な感想とお考えください。
期待1.もっと大きな「Glow HOTARU」が欲しい
まず「~60」で感じたのはサイズがやはり少し小さいかもしれないという点。
軽さと小ささから、基本的には何かに取り付けてマーカーとして使うことを想定されているのは十分伝わりますが、せっかくの素晴らしい高輝度の蓄光パウダーですので、更に用途の幅を広げたくなります。
例えば人差し指くらいの大きさのものだとか、一般的なケミカルライトのように太く長いものなど。
非常に明るい「Glow HOTARU」なので、一定の大きさのものなら、例えばテントや屋内の天井にぶら下げたりして一時的な常夜灯にはならないかと期待してしまいます。
期待2.様々なカタチの「Glow HOTARU」が欲しい
次に形状についてですが、現在は2タイプということでこちらも今後新しいタイプのものが登場すればという期待をしてしまいます。
例えばリング状だったらカラビナなどにも簡単に装着出来るでしょうし、プレート状であればより夜間の誘導灯として目立つかもしれません。
ある程度の大きさのプレート状「Glow HOTARU」で、文字を印字したり書いたりして文字の周囲が発光させれば、また用途が広がる気がいたします。
今後の「Glow HOTARU」の展開予定
最後に、株式会社ブリッジウェル様ですでに予定されている「Glow HOTARU」の今後の予定についてご紹介です。
執筆時点での予定ですので、今後は新しいアイテムや形状のものが登場する可能性もあるかもしれません。
「Glow HOTARU 60」のストラップホール改良
まずは「~60」の懸念材料になっていた小さなストラップホールですが、こちらはすでに改良が決まっておられるようでして、実は今回サンプルをお送りいただいております。
実際に見比べてみるとご覧の通り。
(左:現行モデル / 右:改良品サンプル)
簡単に測ってみた感じでは3mm近い径になっているように思われます。
より強度のある太い二重リングやCカンが使用可能となるので、アウトドアでは更に安定感が増すことでしょう。
こちらは既存ラインナップの追加としての近日販売予定とのことですので、現行の「~60」が気になる方はお待ちいただいても良いかもしれません。
文字通り今までにない「Glow HOTARU」の用途は自由自在
電池不要で繰り返し使えるというエコ+経済性を持ちながら、蓄光アイテムとしては驚くほどの輝きを放つ「Glow HOTARU」。
実際に手に触れてみても、その謳い文句をお世辞抜きで充分に実感することが出来ました。
自由度の高い2つの形状が用意されているので、その用途ももちろん自由自在。
アウトドアでも非常用でも使えますし、皆様が持っている潜在的なニーズにも応えてくれるのではないでしょうか。
是非、興味のある方は手元に用意していただいて様々な使い方を楽しんでいただきたいと思います。
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