皆さんは「グレネーダー」「擲弾兵(てきだんへい)」というポジションをご存知でしょうか。
このポジションはその名の通り「グレネードを投射する者」のことで、サバゲーではシャワーの如くBB弾をバラまき接近~中距離戦で相手を制圧していく一撃必殺のポジションかつ工夫次第では様々な遊びの主役になれるポジションです。
今回はグレネーダーの必須武器である「グレネードランチャー」とグレネードランチャーを使うのに必要な装備について紹介していきたいと思います。
目次
サバゲーでグレネードランチャーは使ってもいいの?
多くのフィールドで使用可能です。
ただし一部のフィールドでは使用禁止している場合があります。
例えばCQB重視のフィールドでは跳弾によりゲームバランスを崩してしまうことや至近距離で撃たれると怪我のリスクがあることから禁止されています。
また広い屋外のフィールドでも構造上暴発しやすいために持ち込みが禁止されている場合があります。
使用する際は前もってフィールドレギュレーションを確認することが必須と言えるでしょう。
サバゲーでグレネードランチャーを使う3つのメリット
メリット1:狙わずともヒットが取れる
グレネードランチャーは一度に100発近いBB弾を発射するため、相手を正確に狙って撃つ必要がありません。
通路で相手と鉢合わせになったときや相手が小窓から顔を出しているとき、を相手に向けて引き金を引くだけで、相手は成す術もなくヒットコールをすることになるでしょう。
メリット2:バリケードを超えて攻撃できる
グレネードランチャーにはホップアップがついていないため、弾道に慣れれば簡単に曲射ができます。
曲射に慣れたグレネーダーがいれば、小型のバリケードや藪に隠れた相手にも頭上からBB弾をお見舞いできます。
メリット3:カッコイイ
グレネードランチャーは重いため電動ガンなどと合わせて装備するには体力が必要です。
重装備で相手を制圧し、金属音を響かせながら弾を装填する姿は多くのサバゲーマーの憧れの的になるでしょう。
サバゲーでグレネードランチャーを使う際の4つの注意点
注意点1:リロード回数が多い
グレネードランチャーはBB弾をカートリッジに詰め、そのカートリッジを銃に装填して使用します。
このカートリッジは一度に全弾を撃ちきる方式なため、一度撃つごとにリロードが必要です。
注意点2:重い
グレネードランチャーを使用するには大量のカートリッジを持ち運ぶ必要があります。
仮に電動ガンにグレネードランチャーを取り付けて使用する場合、電動ガンだけを装備する場合と比べて倍以上の重量になります。
注意点3:射程が短い
グレネードランチャーの性質上、ホップアップを搭載できないため射程は長くても20m程度です。
そのため通常の電動ガンと撃ち合いをすると不利になります。
奇襲や一撃離脱的な戦術でカバーしましょう。
注意点4:冬場に弱い
グレネードランチャーのカートリッジはガスを利用して弾を飛ばすようにできているため、冬場や気温の低い日は性能を十分に発揮できないことがあります。
ただしこれらの注意点を覆すグレネードランチャーやカートリッジも存在しています。
サバゲーにおすすめのグレネードランチャー6選!【厳選】
ここでは世の中に無数にあるグレネードランチャーの中から特徴的なものを紹介していきます。
リアルさ重視ならこれ!
M79はベトナム戦争の頃に米軍が開発した、グレネードランチャーの代名詞的存在です。
メタル+リアルウッドのため雰囲気もばっちりで、カートリッジを装填するたびに金属のガチャっという音が圧倒的な渋さを醸し出します。
軍装や世紀末といった鉄と木が似合うスタイルの方には最適です。
安価でも性能は十分!コスパ重視ならこれ!
M4カービンやHK416カービンのようにハンドガードに20mmレールがある銃に取付可能なグレネードランチャーです。
リアルさは皆無ですが安価かつ軽量なのでカービンに本品を3つ取り付ければBB弾をまき散らすモンスターのような銃が出来上がります。
近未来なデザインを求めるあなたに!
未来的なデザインのグレネードランチャーです。
元々はSCAR用に開発されたものですが、20mmレールが着いた銃になら取付可能です。
近未来感を持たせたい場合や東京マルイのSCARを使用している方にはこれが最適です。
驚異の6連射で相手を制圧!
カートリッジを6つ装填可能なグレネードランチャーです。
リロードの回数を減らせる上に引き金を引くだけで連射可能なため、撃ちながら前進するだけで相手はバリケードから出てこれなくなるでしょう。
アタッカー向きの軽量ランチャー!
カートリッジは1発しか装填できませんが非常に軽量で取り回しのいいグレネードランチャーです。
ハンドガンのようなに扱えるため、2丁拳銃状態で突撃したり複数持ち歩いてリロードの隙を無くすことができます。
一撃離脱戦法を取るには最適です。
安心・安全・高耐久で初心者に最適!
東京マルイ製のもので本品専用のカードリッジを使用するグレネードランチャーです。
本品単体でも使用可ですが、銃に取り付けて使用することも可能で使い勝手が非常に良いです。
本品の特徴は独自設計のため、カートリッジが非常に軽量で射程も30mほどあることです。
国産なのでメーカーサポートが受けやすく、安全に配慮された設計のためグレネードランチャーは本品のみ使用可能としているフィールドもあります。
グレネードランチャーとあわせて使いたいサバゲー装備5選
グレネードランチャーを使用する際には次のようなものがあると便利です。
【必須】カートリッジ
カートリッジが無いとグレネードランチャーは使用できません。
カートリッジは「モスカート」と呼ばれる、BB弾を拡散するように発射するものが一般的です。
一度に発射できる数が10数発~100発以上まで様々なものがありますが、BB弾の消費量を考えると60~80発前後のものがお勧めです。
※東京マルイ M320A1は専用のカートリッジしか使用できません。
【必須】ダンプポーチ
使用済みのカートリッジを入れるためのポーチです。
これがないと使用済みカートリッジを地面に転がすことになり、他の参加者の転倒事故やカートリッジ紛失の元になります。
【あると便利】スリング
グレネードランチャーを使用する際は他にハンドガンやライフルを携帯したり、ライフルに取り付けることで重量が倍近くなることが多いためスリングがあると非常に便利です。
スリングは数百円の安価なものから数万円の実銃用までありますが、スリングが切れると銃の破損や暴発事故に繋がるため、実銃用か2~3000円程度の2点式スリングをお勧めします。
【あると便利】40mmグレネードポーチ
カートリッジを持ち運ぶためのポーチです。
スタイルによって必要なポーチのサイズは変わってきますが「40mmグレネード」に対応したものなら基本的に大丈夫です。
普通のマガジンポーチなどでも代用できますが、カートリッジが暴発した際に危険なので衣服のポケットに入れて持ち運ぶのはお勧めしません。
【あると便利】0.12gBB弾
グレネードランチャーにはホップアップ機能が無いため、軽い弾の方が有利です。
ただしフィールドによっては使用可能なBB弾が決められていることもあるので、必ずレギュレーションを確認してから使用してください。
【あると便利】40MIKE
カートリッジには特殊なものもあり、この40MIKEは普通のガスガンのように弾を一直線に発射します。
タイミング良く引き金を引くことで普通のフルオート連射のように使用できるので1~2発あると戦術の幅が広がります。
※東京マルイ M320A1では使用できません。
サバゲーで実際にグレネードランチャーを使用している動画まとめ
グレネードランチャーの凄まじさがわかる動画
インドアフィールドでMLGと通常のカートリッジを組み合わせて使用されている動画です。
撮影者の方の立ち回りが上手なのとも合わさって、鬼のような強さを発揮しています。
グレネード6連射は圧巻です。
スナイパー兼グレネーダーなプレイスタイル
海外のサバゲーマーの方の動画です。
ピストルグレネードランチャーと40MIKEを組み合わせて使用しています。
単発グレネードだけでも戦える
東京マルイのM320A1を単体運用されている動画です。
撃ってはリロードを繰り返す姿はまさにグレネーダーです。
使用済みのカートリッジを入れるポーチもあると便利そうですね。
発射機を自作する人も
グレネードランチャーとは少し違う気もしますが、発射装置を自作した方の動画です。
ちょっと工作できる人なら作れてしまいそうですね。
まとめ
グレネードランチャーは立ち回り次第では十分電動ガンと戦える武器になり、また様々な工夫でサバゲーという遊びの幅を大きく広げられる道具です。
また6連発で重く連射可能なものから銃に取り付けられる軽量安価な単発式ものまでバリエーションは多々あります。
自分のプレイスタイルにあったグレネードランチャーを使用すれば、サバゲーが一層楽しくなること間違いなしです。