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ガスブローバックガン、通称「ガスブロ」。その中でもサブマシンガン以上のサイズのものは「長物ガスブロ」と呼ぶことがあります。
サブマシンガン、ライフル、ショットガンなど種類は様々ですが、どれも電動ガンやエアコッキングガンにはない独特の魅力を備えています。
今回は、ガスブロの長物の中でおすすめをご紹介しましょう。
長物ガスブロってどうなの？３つの魅力を解説！
長物ガスブロの魅力１．実銃に近いリアルな動作！
長物ガスブロの最大の魅力は、なんといっても実銃と同じ操作手順を体験できることにあります。
マガジンを挿入し、ボルトを引いて初弾を装填し、残弾が0になったらマガジンを交換、またボルトを引いて射撃する…という、ともすれば煩雑にも感じる手順すら愛おしいと感じるガンマニアの人は非常に多いです。
もしこれをお読みのアナタにもそうした面があるなら、長物ガスブロを是非購入すべきでしょう。
長物ガスブロの魅力２．射撃の反動を体感できる！
ガスブローバックガンは、その名の通り射撃時に実銃と同じくボルトがブローバック（後退）します。
ブローバックは反動を生み出すので、弾を1発撃つごとに「ガツン！」という感触が肩に伝わってくるのがわかるでしょう。
反動が強ければ強いほど「今まさに銃を撃っているんだ！」という説得力が増しますから、長物ガスブロは「反動が強ければ強いほど良い」と評価される傾向があります。
長物ガスブロの魅力３．分解するという楽しみ
アクション映画を見ていて、登場人物が「カチャ…カチャ…」とライフルを分解清掃するハードボイルドなシーンに、得も言われぬワクワクを感じたことがある人はいませんか？
そのワクワクを自分の手で体験できるのも、長物ガスブロの大きな魅力です。
実際にボルトやハンマーが前後するガスブロは、それらの動作を滑らかにするためにオイルを差しておく必要があります。
こうしたちょっとした手間を楽しめるようになったら、アナタも立派な（めんどくさいとも言う）ガンマニアですよ！
長物ガスブロならコレ！おすすめエアガン５選
サバゲーに使いたいならこれ！安定性抜群のマルイ製ガスブロ
長物ガスブロ界の傑作を選べ！とガンマニアの人たちに問うたなら、それぞれが愛するメーカーのエアガンをこぞって持ち出しはじめ、もしかしたら激しい論戦が始まるかもしれません。
まあ、そんなこだわりの強い人たちも「動作性はいいよなあ…」と認める（かもしれない）のが、東京マルイのM4A1 MWSです。
反動は少し物足りないところもありますが、狙ったところにきちんと飛んでくれる精度、マガジンの最後の1発まで撃ちきれる信頼性、マガジンなどアフターパーツの入手しやすさなどなど、「使いやすさ」においては業界トップクラスと言ってよいでしょう。
長物ガスブロをはじめて買う人や、サバゲーで使いたい人におすすめです。
タクティカルカスタムM4の決定版！
日本のトイガンメーカーKSCが、アメリカのカスタムガンメーカーMEGAアームズとコラボしたガスブロシリーズを発売しています。
KYEMODハンドガードや独自デザインのレシーバーなど、海外のシューターに人気のパーツ構成がぐっとくるシリーズで、今回紹介するCQBの他、ロングバレルモデルや7.62ミリ後継の「MATEN」などなど、様々なラインナップが展開されています。
少し耐久性が弱いと指摘されることもありますが、動作性能や精度もなかなか良好ですし、本格的なカスタムM4が欲しい！と思ったら是非買ってみてください。
反動とリアルさ重視のAKガスブロ！
台湾のエアガンメーカーGHKのAKは、長物ガスブロの中でも「反動」に定評があります。
「ガツンとした反動！」という表現が似合うガスブロはこれをおいて他にないでしょう！たぶん！
さらに、ハンドガードやストックには本物の木が使われており、レシーバーはスチールプレス製で「本物のAKっぽさ」という点においても最高レベル。
リアルさは長物ガスブロにおいて最も重要な点です！
海外メーカー製なので、快適に動作させようとするとそれなりに調整が必要ですが、AKシリーズのバリエーションがかなり多いのもGHKの魅力です。
正規ライセンス取得！刻印を完全再現したサブマシンガン
繰り返すようですが「どれだけリアリティがあるのか」「玩具っぽさをどれだけ抑えているか」という点は、エアガンファンによく重視される要素の1つ。
造形のリアルさを語るなら、刻印は外せない重要な要素です。
どんなに性能が良くても、刻印が全く再現されていないとそっぽを向いてしまうユーザーもいるくらいです。
その点、台湾VFCのH&K UMP45はH&K社から正規にライセンスを取得しており、実銃とほとんど同様の刻印を再現しています。
VFCのUMPと本物のUMPを並べたとして、それを瞬時に見分けられる人がいたら、その人はだいぶこじらせ…もとい、知識の深い人だと言えるでしょう。
軽くてよく動く！コンパクトさを求める人におすすめ
KJWORKSのホークアイは、実銃業界では初心者の訓練用に最適と言われる小口径弾「.22LR」を使用するライフル「スタームルガー 10/22」を基にしたオリジナルのガスブロライフルです。
小口径ライフルがモデルなのでサイズ感は控え目で、軽量で扱いやすく、動作も派手ではない替わりに燃費が良好で良く動きます。
あちこちに20ミリレイルが搭載されているので拡張性も高く、M4と同じストックを採用しているのでストック交換も容易。
マガジンが細いのでガスの気化効率が若干悪いですが、重たくてごついのは苦手…と思う人や、サバゲーで動きまくりたい！という人におすすめです。
長物ガスブロと併せて揃えたいエアガングッズ５選！
シリコングリスは必ず持っておきましょう！
長物ガスブロは、レシーバー内部の各部品がきちんと噛み合い、詰まることなくスムーズに動かないと正常に弾を撃ち出せなくなります。
そのため定期的に潤滑剤を差してやる必要があるのですが、そのときに最適なのがシリコングリス。
文字通りシリコンを主成分とした潤滑剤で、プラスチックやゴム、木材を侵すことがありません。
そのためほとんどすべてのエアガンに使うことができます。月に1回はこれを吹いてメンテナンスしましょう！
外装をカスタムしたい？はじめはストックからやってみましょう！
ガスブロM4を買ってからしばらく経つと、きっとジワジワと「カスタマイズをしたい…」という欲望が芽生えてくるはずです。
そうなったら、まずは慌てずにこのPTSのストックを買いましょう。
ガスM4のストックは取り外しが容易で、工具無しでつけ外しができます。
エアガンのカスタムパーツって、メーカーによって寸法がまちまちなせいで相性の問題が非常に発生しやすいのですが、ストックは比較的「寸法が合わなくて取り付けられない…！」という悲劇が発生しにくいパーツです。（絶対に起こらないわけではないので、いざというときは加工するぞ！という覚悟は必要ですが）
ガスブロM4のカスタムを初めてやる人は、まずはストックから入るととっつきやすいかと！
良いカスタムには良い道具が必要です
長物ガスブロをカスタムしよう！と思ったら、ほぼ必ず工具が必要です。
別に百均工具でもできないことはありませんが、廉価な工具は壊れやすいということを実感している方も多いでしょう。
安いドライバーって、すぐに先端が削れて丸くなって使いにくくなるんですよね…。
東京マルイとゴッドハンドがコラボしたこのメンテナンスツールは、マルイ用エアガンのみならず他社製品にも十分使える道具が揃っており、国産で強度も高いため安心して使えます。
一度使うと忘れられない！ワンタッチで長さ調整ができる最強スリング
銃を肩からぶら下げるスリングは、両手を離しても体に銃を固定することができ、体への負荷を軽減することができます。
重たい長物ガスブロを持つ人におすすめのアイテムなのですが、その中でも特におすすめしたいのが米ブルーフォースギア製のこのスリング。
クイックアジャスターと呼ばれる、短いベルトを軽く引っ張るだけで簡単に長さ調整ができる機構（特許出願中）を備えています。
自分の体格や装備、周囲の状況に合わせて長さをワンタッチで変えられるため、あらゆる銃・状況に対応できます。
ちょっと値は張りますが、アクセサリーへのこだわりが強くなってきた中級～上級者の方におすすめ！
長物ガスブロはしっかりしたガンラックに！
ガスブロ、それも長物となると重量感もそれなりになってきますし、値段もそこそこ張ります。
破損や怪我という致命的な悲劇を避けるために、不意に崩壊したりしない、しっかりした棚にしまっておきたいものです。
このガンラックは5000円程度の安価さながら作りは全くヤワではなく、一度に5丁のエアガンを立て掛けて置くことができます。
スペースもそれほど取らないので、長物が増えてきたから仕舞う場所を増やしたいという人にもおすすめです。
長物ガスブロで、あなたもより「リアル」な世界に行こう
長物ガスブロは、「リアリティの高さ」「撃つ楽しさ」という面においてはエアガン界でも屈指のジャンルです。
ひとたび足を踏み入れれば、フルオートで激しく動くボルトの音と反動にきっと魅せられるはず。
マガジンの亜鉛合金の重さも、慣れればきっと愛しさを覚えるはずです。たぶん。
扱いやすさや動作の安定性は電動ガンに一歩譲りますが、それでも良好な性能を持つ子たちも沢山います。まずはマルイのMWSあたりからいかがですか？
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