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サバゲーで地味ながらも結構重要な役割を果たしている「ベルト」。
使い方やセッティング次第では、ただパンツを固定するだけに留まらない強力な便利グッズと化し、ゲームにおける大きな助けとなる装備です。
きちんと考えてセッティングすれば、ベルトセット一つでサバゲーできちゃったりしますからね!
今回は、そんなサバゲーにおけるベルトの使い方やオススメなブランドをご紹介しようと思います。
サバゲーにベルトは必要?ベルトの使い方は?
サバゲーをする際、ベルトは必要なのか
サバゲー装備に関して、筆者は「フィールドのルールと法律、公序良俗に反しない程度に好きにしてくれ」という持論を持っています。
今回紹介するベルト類の装備も、絶対になくてはならない!!などと強制するつもりはさらさらありませんが、あるとめちゃくちゃ便利だしかっこいいし、すごくおすすめしたい!という気持ちがあるのも事実。
というわけで、具体的にどういうところが便利なのかを次の項目で解説していきましょう。
サバゲーでのベルトの使い方
各国の軍や法執行機関など、タクティカルな現場の最前線で働く人たちの装備には「ファーストライン」「セカンドライン」と呼ばれる概念があります
ファーストライン
腰回りの装備のことで、ベルトを介して着用するため「ベルトキット」「ベルトセット」などと呼ばれている。
ホルスターやマガジンポーチなど「最低限これが無いと戦えない!」という装備をまとめることが多いため、雑誌などで「最も大事な装備」として紹介されていることもある。
セカンドライン
胴体に身につける装備。
プレートキャリアやチェストリグを基本とし、それらに無線、マガジンポーチなど作戦行動に必要な装備を装着するのが一般的。
※長期の作戦になると更に「サードライン」「フォースライン」という風に装備が増えていきますが、サバゲー用途であればセカンドラインまでで十分なため割愛。
サバゲーはあくまでレジャーであり、厳密な軍事作戦とは違いますが、この「ファーストライン」の概念に従って腰回りに最低限必要な装備を揃えておくとかなり便利です。
腰回りに装備がまとまっているため取り出しがスムーズですし、プレートキャリアやチェストリグと比べてかさばらないため動きやすい点も魅力ですね!
サバゲーを始めたばかりで、これから装備を揃えていこうと考えている方は、まずは「ファーストライン」の概念に従ってベルトキットを揃えていくことをおすすめします。
サバゲーにおすすめのベルト3選!(パッドなし)
サバゲー用として販売されているベルトにも色々種類があり、BDUズボンに通すためのパンツベルトから、装備品を固定するためのアウターベルトまで様々。
通常のファッションと同じように流行り廃りもあったりなかったり…と結構奥が深いアイテムです。
本項目では、その中でも主にパンツベルトとして使えるものをチョイスしてご紹介します
リーズナブルな実物ベルトが欲しい方にオススメ!

アメリカの装備品メーカー「BLACKHAWK(ブラックホーク)」製のベルト。
通常のパンツベルトとして使用できますが、ラペリング(懸垂下降 ロープを吊って高所から下降すること)用途にも使用できるようにかなりしっかりとした作りになっています。
ホルスターやマガジンポーチをこれに直接取り付ければ、それだけで立派なシューター装備!お手軽に腰回りの装備を整えたい人にオススメです。
強固なコブラバックル付属!機能性や耐久性にこだわりたい人にオススメ

こちらもアメリカの装備品メーカーである「ハイスピードギア」(略称HSGI)のベルト。バックルが「コブラバックル」と呼ばれるタイプのものになっているのが特徴です。
金属製の堅牢なバックルであり、その耐久力は9kn(およそ900kg)とかなり頑丈。
それでいてワンタッチで取り外し可能な面が功を奏したのか、近年のミリタリー業界では大人気のバックルであり、レプリカ・実物含めコブラバックルタイプのベルトは日本でも大量に出回っています。
生地が厚めでしっかりしているため、パンツベルトとして使うもよし、アウターベルトとして使うもよし!な一品。
筆者はこれをベルトパッドと合わせて使用しています。
腰回りをすっきりさせたい!コンパクトさと拡張性を両立したい人にオススメ

香港にあるタクティカルギアメーカー「UR-TACTICAL」のベルト。
アウターとインナーの2層構造(ベルクロで着脱可能)になっており、アウター部にはレーザーカットのmolleスロットが配されています。
インナーベルトをパンツに通し、その上からアウターベルトを貼り付けることで簡単に装着できる上、薄くて軽いレーザーカットのモールに各種ポーチ類を取り付け可能!
コンパクトさと拡張性を両立しており、これさえあればベルトパッドなんていらないんじゃないの!?と思えるくらい。
ちなみにこれもコブラバックル付属で耐久性も抜群!
筆者が今一番注目しているベルトです。
サバゲーにおすすめのベルトパッド付きベルト3選!
パンツベルト以上の拡張性が欲しかったり、体にかかる負荷を軽減したい場合はベルトパッド付きのベルトキットを構築することをオススメします。
アウターベルトとして使用することが前提のため、パンツベルトと兼用できない、かさばる、といったデメリットもありますが、パンツベルトを基本としたベルトキットよりも多くの装備を楽に持ち運びできることは大きな利点です。
※ベルトとベルトパッドは別売りで販売されていることも多いため、ここではオススメのベルトとパッドの組み合わせを掲載する形でご紹介しております
安く、かつ良質なmolle対応ベルトが欲しいならこれ!


CONDORの製品は、実際に米軍等で(主に私物として)使用例があるくらいには信用されており、それでいて比較的安価な点が魅力です。
筆者もCONDORのバトルベルトカバーを所持していますが、ずり落ちづらく丈夫なためサバゲーユースにはピッタリといえるでしょう。
内側の滑り止めが少々甘いためずれることがあるのが欠点ですが、気になる場合は別売りのサスペンダー(ハーネス)を組み合わせることでしっかり固定できます。

機能と耐久性にこだわりたいならハイスピードギアの高級品


筆者は最近はHSGIのリガーベルトとシュアグリップパッドベルトの組み合わせを愛用しています。
実物装備らしく簡単にはほつれないしっかりとした縫い目で、更にパッドの内側に施された滑り止めが優秀。ジェルクッションと合わさって吸い付くようにフィットしてくれ、ずれることはあまりありません。
内部にポリエチレンのパネルが入っているため型崩れしにくくなっている点もおすすめポイントですね!
これをつければどんなベルトもmolle対応ベルトに!手軽にmolleを増やしたい人におすすめ

1.75インチ(約4.5センチ)幅以内の様々なベルトに取付可能なmolleパネルです。
パネル1枚につき、上下1コマ分のmolleスロットが2箇所、3コマ分のスロットが4箇所使用可能。2枚ほどベルトに装着すれば、あっという間にどんなベルトもmolle付きのパッドベルト並みの性能を発揮してくれます。
molleスロットは最新のレーザーカット仕様のため薄くて軽量。腰回りの負荷を軽くしてくれます。
軽装備でサバゲーするのなら、もう普通のベルトにこれとマグポーチをつければそれでいいんじゃないかな?
サバゲーでベルトを用いて携行すべき装備まとめ
先程説明した「ファーストライン」の概念を参考に、最低限必要な装備をまとめていきます。
マガジン&マグポーチ
ライフルやサブマシンガンといったプライマリウェポンのマガジンと、ハンドガンなどセカンダリウェポンのマガジンを、それぞれ1~2個携行するのがオーソドックスなスタイル。
サバゲーでもまず必ず使うであろう装備ですが、同時に誰でも必ず一度は紛失する装備でもあります。できるだけ専用のマガジンポーチに収納して持ち運びましょう。
どれくらいの本数を持ち歩くかはゲーマーのプレイスタイルにもよりますが、電動ガンを多弾マグで使用する前提であれば、マガジンもポーチもそれぞれ1つだけあれば十分に事足りるでしょう。


ダンプポーチ
撃ちきったマガジンをすばやく回収するためのポーチ。口が広く作られているため、マガジン以外にも様々な小物をポン!と中に放り込めます。
折りたたんでコンパクトにできるものを選ぶと、非戦闘時にかさばらないため便利です。

ハンドガンホルスター
ゲーム中、忘れ物として届けられるものの中で意外と多いのがハンドガン。
そこそこ高価なこともあって、まさか落としても気づかないことはないだろう…と油断しがちですが、そのせいでかなり後になってから紛失に気づく…なんてこともよくあります。
なるべくしっかりとしたホルスターに収納するようにしましょう。
近年はワンタッチで銃を収納できる樹脂製ホルスターが人気となっています。
今までの樹脂ホルスターは対応するハンドガンが決まっているため使い回せないことが難点でしたが、2018年頃から「マルチフィットホルスター」と呼ばれるものが出回るようになりました。
その名の通り幅広い種類のハンドガンに対応しているため、ハンドガンを複数所持している人におすすめです。

メディカルポーチ
応急処置用の薬品などを収納するためのポーチです。ゲーム中のケガ対策に消毒液や絆創膏、虫よけなどをこの中に入れておくと便利ですし、容量が大きく小分けされているタイプが多いため、応急キット以外にも応用が聞きます。
筆者は財布などの貴重品をメディカルポーチに収納し、常に肌身離さず持ち歩くようにしています。
これらの装備以外にも、フラッシュライトやグレネード、ナイフなどを携行する例もありますが、とりあえずサバゲー用として考えるのであればこれくらいあれば十分でしょう。

サバゲーのベルトキット(腰回り装備)の例を紹介!
本項目では、主に筆者のベルトキットを参考として、腰回りの装備例を紹介していこうと思います。
筆者は基本的にがっつりポーチを盛ったベルトパッドを使用していますが、たまにシンプルな腰回りを試してみることもあったりなかったり。
ベルトキットは使う人それぞれが自分にあった内容にカスタマイズするものなので、これもあくまで一つの参考例としてとってもらえれば幸いです。

こちらは現在筆者がメインで使っているベルトキットです。キットの内容は以下の通り。
- HSGI リガーベルト
- HSGI シュアグリップパッドベルト
- CONDOR M4用シングルマグポーチ(オープントップタイプ)×3
- CONDOR シングルハンドガンマグポーチ×1
- CONDOR サイドキックポーチ×1
- TMC ドロップダンプポーチ
- サファリランド GLSヒップホルスター&ドロップアダプター
- グリムロック(メーカー不詳レプリカ)
- カラビナ(メーカー不詳)
ライフル(M4)のマグポーチを3本、ハンドガン用マグポーチを1本取り付けているため、10分程度のゲームならこれ一つで十分戦えます。
無限復活戦など弾の消費が激しいゲームの場合は、これにチェストリグやプレートキャリアを付け足してマガジン携行数を増やすという算段です。
落としたりどこかに置き忘れたりすることが無いよう、グローブやマスクなど頻繁に付け外しする装備はカラビナにぶら下げておくようにしてあるのがミソ!

1つ目とは打って変わって至極シンプルなベルトキット。ハンドガン戦オンリーの日や、冬場などガスブロハンドガンをほぼ使わないであろうときはこのベルトキットを身につけています。
本当に最低限のものしか無いため、必然的にプレキャリなどのセカンドライン装備が必要になってしまい、あともう何本かポーチを付け足すべきか…と思案中なのは内緒だ!
内訳はこんな感じになっています。
- ビアンキ デューティベルト
- ブラックホーク CQCセルパホルスター(グロック20用)
- FLYYE シングルハンドガンポーチ×1
- CONDOR 双眼鏡ポーチ(ダンプポーチの代替)
- SUREFIREフラッシュライト用ライトホルダー(レプリカ)

こちらは以前「アーチェリークロス」というスポーツを体験させていただいた時に、その代表の方が身につけていたベルトキット。
BLACKHAWKのものを使って至極シンプルにまとまっており、サバゲー用とは違ったアーチェリーグッズ(おそらく自作かオーダーメイド)が装着されていました。
やり方次第でサバゲー以外の用途にも使えるのか…と感心したのを強く覚えています。
写真中央のカイデックスホルスターには、よくよく見ると電子タバコのVapeが収められているんですよね。形状的にこれも自作かオーダーメイドだと思われますが、最近Vapeに目覚めた筆者としてはぜひとも真似したい装備です。
まとめ
今回は意外と奥の深いベルトとベルトキットのお話でした。
目立ちやすいプレートキャリアなどの胴体装備の影に隠れがちですが、タクティカルの現場で「ファーストライン」と言われるだけあって、こだわればこだわるほど戦いを有利に進める助けとなってくれます。
サバゲーを始めたばかりの人にはこれから装備を揃える際の参考に、サバゲー経験者の人も、今の自分の装備を見直すきっかけになっていれば幸いです。

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