今回はサバゲー用カメラのご案内です。サバゲー用カメラと言っても専用のカメラがあるのではなく、「アクションカメラ」「ウェラブルカメラ」といった製品の流用になります。
しかし、サバゲーマーたちは、アクションカメラでいかに臨場感あふれる動画を撮るための創意工夫を施て、動画を投稿されています。
ここでは、そういったサバゲー動画を撮りたい方に対して、おすすめのカメラの取り付け方や、製品のご紹介をいたします。
目次
サバゲー撮影用のカメラを選ぶ際の2つのポイント
皆さんはサバゲー用カメラを選ぶ際に何を一番のポイントとお考えですか?
サバゲー用カメラで撮影をする際に一番重要になるのが固定方法です。
固定方法が甘いと、どんなに高性能なカメラを使おうとも、振動で映像がブレて意図した動画が撮影できません。
まず、どのように固定するかを決めてから、カメラの選定に入ることになります。サバゲー用カメラの固定方法は、大まかに分けてヘルメットや帽子に固定する「頭部固定法」とエアガンレイルに取り付ける「ガンカメラ固定法」の二つに分かれます。
まずは、その二通り固定法についてご説明いたします。
ポイントその1:カメラの固定法で選ぶ
サバゲーカメラの固定法1: 「頭部固定法」
サバゲー用カメラの固定法として多くのサバゲーマーが取り入れている固定法です。
多くのサバゲーマーがヘルメットのNVGのマウントに取り付けたり、レイルがサイドについてるタイプだと、レイルを利用してカメラを固定しています。
この方式のメリットは、サバゲーマーの目線に近い自然な映像が取り易いことです。デメリットはヘルメットのマウントによっては、カメラと合わず取り付けられない場合があります。
そういった時には、ベルクロや両面テープを用いて固定する方が多くみられます。
サバゲーカメラの固定法2:「ガンカメラ固定法」
この方法は、スパイパーがスコープ越しに狙っている臨場感あふれる映像を、動画撮影したい時によく用いられる方法です。
メリットは何と言っても固定法の難易度が低いことです。銃に20ミリレイルがついているなら、カメラのオプションパーツで比較的簡単に固定できます。
特に、ズームで撮影できるカメラを使えば、索敵から狙撃まで動画を撮影できて、見ている人もスナイパーになったようなリアルな動画撮影ができます。
デメリットは銃が下を向いている間は、地面しか写せないということです。
ヘルメット固定とガンカメラ、どちらがおすめなのか?
ここまでサバゲー用カメラの固定方法についてご案内してきましたが、これからサバゲー動画を撮影しようと思っている方の中には、どちらの固定方法にすべきか迷っている方もいらっしゃるでしょう。
そこで筆者がお勧めするのは、まずヘルメットや頭部に固定する方法でサバゲー動画を撮影して、慣れてきたならガンカメラを追加するという方法です。
そして、この2つの映像をソースとして、編集すれば、ユーザーから見てもより楽しい動画に仕上がるので、アクセス数も増えやすくなるでしょう。
実際、筆者も過去に15本ほどサバゲー動画を投稿したことがありますが、そのまま「撮って出し」の動画よりも、映像ソースに編集によって手を加えた動画の方が、ユーザーに喜んでいただけました。
ポイントその2:カメラのタイプで考えてみる
サバゲーカメラを選ぶポイントとして、次はカメラのタイプから見てみましょう。
現在、サバゲー動画撮影用として用いられているのは、「アクションカメラ」「ウェラブルカメラ」と呼ばれるカメラと「スマホカメラ」の2つのタイプが主流です。ここでは、それらのカメラの特徴をご案内します。
タイプ別サバゲー用カメラその1 「アクションカメラ」「ウエラブルカメラ」
「ウェラブルカメラ」は身体に装着するため小型軽量に作られています。
そのため両手で保持する必要がなく、スポーツ参加者達から、自分たちの目線で臨場感溢れる映像が撮れるため支持を集めていました。
その中でも、防水性や、耐久性を上げて自転車・バイクなどのレース競技や、登山家達のハードな状況下でも映像が撮れるヘビーデューティーなカメラが「アクションカメラ」として認知されだしました。
その草分け的存在が、「GoPro」社のGoProシリーズです。
また、GoProシリーズの成功を目にした「ソニー」や「パナソニック」もアクションカメラ、ウェラブルカメラの市場に参加し始めたことによって、一挙にサバゲーマーを含む一般のユーザーにも認知されました。
タイプ別サバゲー用カメラその2 「スマホカメラ」
サバゲー動画の撮影用カメラとしては、アクションカメラ、ウェラブルカメラが主流なのですが、フィールドではアタッチメントを自作して、スマホのカメラでサバゲー動画を撮影している方も見受けられます。
理由はやはり、自分が使っているスマホを撮影用カメラとして流用することで、初期投資が抑えられるからです。
また、昨今のスマホに付いているカメラの性能も上がってきているので、スマホのカメラでもサバゲー動画が撮れると思っている方も多いようです。
ただ、スマホカメラは静止画ではコンデジの画質と変わらないほどのクオリティーを見せてくれますが、動画ではやはりアクションカメラの方に分があるようです。
さらに、アクションカメラとスマホカメラの最大の違いは、広角レンズの有無です。スマホのカメラをサバゲーの撮影に用いた場合、ズーム撮影はできますが、アクションカメラのような広角レンズを用いた、直ぐ近くで見ているような臨場感に溢れる画ヅラにはなりません。
スマホカメラを用いる場合にはスコープ越しのズームを多用した撮影が向いているでしょう。
サバゲー用ヘッドカメラおすすめ2つ!【ヘルメット・帽子に固定】
ここまでサバゲー動画に使いやすいカメラのタイプや固定方法などをご紹介しましたが、ここからは具体的なサバゲー用のおすすめカメラのアイテムをご紹介して参ります。
サバゲー用カメラで主流なのが、頭部に被るヘルメットにカメラを搭載する方法です。
頭部に搭載するには、即頭部に搭載する方法と、額部に搭載する方法があります。
サバゲー用アクションカメラをおすすめするに当たって、画質、録画時間、装備への装着性、コスパなどを考慮してご案内します。
とにかくコスパを求める人に最適なカメラはこれ!
サバゲー用アクションカメラのおすすめの1番目は「ムソン」のアクションカメラです。
特筆すべき特徴は、1万円を下回るコストパフォーマンスの高さにあります。他社の同等製品が2~5万円台の価格であるのが多い中、このムソンの価格は、アウトドアユーザーにうってつけの安い価格設定です。
画質も4K対応で、防水、耐水、堅牢性もサバゲー撮影に使うには十分なスペックを持っています。
加えて、各種アクセサリーも付属しており装備品や銃に取り付けるのにも対応しています。
ヘルメットを使わずに頭部にカメラを搭載したい人におすすめ!
前述のムソンのカメラがヘルメットに搭載するモデルとしておすすめなら、このパナソニックのHX-A1Hはヘルメットを被らずとも、頭部に搭載できるカメラとしておすすめです。
サバゲーの撮影で気をつけたいのが、カメラを装着したことによって敵からの披見率が上がらないようにすることです。
その点、NVGマウントを使用してヘルメット全部にカメラを搭載するよりも、即頭部にカメラを搭載する方が敵からの披見率が下がり、撮影した映像もより撮影者の目線に近い臨場感の高い映像がとれます。
連続撮影時間も付属バッテリーで35分、オプションの拡張バッテリーを使えば+45分の撮影が可能です。
もちろん画質もフルHD対応の287万画素と充分なスペックです。コスパ的には前述のムソンよりは劣りますが、信頼性が高いパナソニック製品なので、ヘビーデューティーな使用にも充分に耐えてくれます。
ヘッドカメラと合わせて買うべきヘルメット装着用のカメラマウント
サバゲー撮影でヘルメットにカメラを装着するには、NVGマウントに取り付ける方法と、ヘルメットのサイドレイルに取り付ける装着方法があります。
MVGマウントに取り付けるカメラとして人気なのが「GoPro」社のカメラマウントで、サイドレイルに取り付けるマウントならcontourのマウントに人気があります。
「GoPro」社のアクションカメラをNVG風に取り付けたい人にはこちらをおすすめ
「GoPro」社のアクションカメラをFASTヘルメットなどにNVG様に取り付けるアクセサリーです。
サバゲー用ガンカメラ 信頼できるレイル搭載型2大メーカーとは?
サバゲー動画で人気がある映像の一つにスコープを通したスナイパー目線で撮られた映像があります。
これらの画像をとるために銃のピカティニーレイルに取り付けるガンカメラで人気なのが「コンツアー」と「GoPro」の製品です。
スナイパーがスコープの覗くような目線で撮影された動画は、簡単に撮れるものではありません。
いかにスコープの視界に近ずけるようにカメラをマウントする工夫が必要になります。
そういった意味では、カメラ選びと同じくらいの努力を持って、カメラのマウントを選ぶ必要に迫られます。
銃のマウントレイルに直接カメラを取り付けたい方におすすめ
こちらのビデオカメラは、レイルさえ付いていれば銃であろうが、ヘルメットなどの装備品であろうが、最小限の高さで取り付けらることができます。
カメラを目立たせることなく銃に直接取り付けたい方におすすめです。
FPS視点でサバゲー動画を撮影したい人におすすめ
FPSゲームのように相手から見つかっても気にせずにガンガンと撃ち合う動画を撮影したいアクティブな方には、「ガンマウントカメラ 20mmレイル対応 マウントリング付」がおすすめです。
銃を構えてサイティングした時に、このカメラならちょうど良い高さで、自然な感じで撮影できます。
【番外編】サバゲー時のカメラ保護のススメ
これまで、サバゲー用カメラについてご案内してきましたが、最後にどうしてもお伝えしておきたいことがあります。
それは、カメラの保護についてです。カメラのレンズは耐性が低く、BB弾程度の威力でもレンズに当たれば簡単に破損してしまいます。
この点は、ホロサイトも同じで、サバゲーマーは昔からホロサイトの保護用具としてポリカーボネイト板を自分でカットして保護版を自作していました。
アクションカメラのボディーはハードな使用にも耐えられる堅牢性を兼ね備えていますが、レンズ自体には耐久性がありませんので、是非、保護対策を講じて撮影に臨まれることをおすすめします。
まとめ
今回はサバゲー用カメラと言うことでご案内しましたが、ここに書いてあることは、撮影の方法も機材もごく一部です。
多くのサバゲー動画製作者はそれぞれの創意工夫によってより魅力的なサバゲー動画を公開して多くの人にサバゲーの魅力を伝えたいと鋭意努力を重ねています。
人によっては、ドローン用カメラを流用したりと、撮影方法も日々変化しています。
このサイトをご覧なった皆様も、そのような工夫を凝らして、魅力的なサバゲー動画を作っていただければ、嬉しく思います。