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エアガンのカスタムの中でも、簡単で意外に効果大なのがドレスアップ。
初心者から上級者まで広く行われている定番カスタムといえます。
そんなドレスアップカスタムの中で、かなり簡単で低コストなもののひとつにサプレッサーカバーの装着があります。
文字通りサプレッサーに何らかのカバーを装着するだけの作業ですが、果たしてこれにどんな意味があるのか、またサバゲーでは役に立つのか。
今回は実銃でのサプレッサーカバー装着の意義も踏まえて、サプレッサーカバーについてご紹介です。
サプレッサーカバーって何?どんな種類がある?
サプレッサーカバーとは
そもそもサプレッサーって何?
サプレッサーとは日本語に訳すると「抑制するもの」。
実銃においては銃口に取り付けて発射性能を上げる目的で使用されます。
サプレッサーの中には、発射音を抑えるサイレンサー、発射炎を抑えるフラッシュハイダー、ガス放出を抑えるコンペンセイター(マズルブレーキ)などがあり、これらの総称がサプレッサーとなります。
ちなみに、現在のエアガン界ではサプレッサーとサイレンサーはほぼ同義として扱われることが多いようです。
サプレッサーカバーにはどんな種類がある?
サプレッサーカバーの種類
サプレッサーカバーといえば、強化ナイロンを筒状にしてバンジーコードでサプレッサーに固定するタイプの、基本的にはほぼ1種類。
ただ、迷彩効果を狙ってカモフラージュテープをサプレッサーに巻くという手もあります。
この場合、サプレッサーだけでなくエアガン全体を同一パターンで偽装すればサプレッサーカバーよりも迷彩効果は大です。
サプレッサーカバーの効果①
熱対策
サプレッサーカバーの主な効果は3つ。
1つ目は、発射時に加熱したサプレッサーによる火傷の防止と陽炎の防止という、熱対策としての効果。
実銃ではサプレッサー使用でかなりの熱を持つため耐熱性のあるサプレッサーカバーで対策されます。
ただし、これはあくまで実銃のお話。
サプレッサーカバーの効果②
カモフラージュ
もうひとつの効果が、迷彩色などの採用によるカモフラージュ効果。こちらはサバゲーでも意外と効果大。
というのも、サバゲーに限らず黒色や金属色は意外と目立つため、小さな銃口であっても案外見つけられてしまいます。
周囲の色彩に応じたものを選べば銃口が目立たなくなり、よりサバゲーを有利に楽しむことができるでしょう。
サプレッサーカバーの効果③
ドレスアップ
ドレスアップ効果も見逃せないポイント。オリジナリティからリアリティの表現まで効果は抜群です。
是非お気に入りのエアガン作りに役立ててみてください。
サプレッサーカバーは自作している人もいる!
サプレッサーカバー自作のメリット①
サイズがピッタリ
サプレッサーカバー自作のメリットですが、まず最も大きいのが使っているサプレッサーのサイズにピッタリ合わせられるという点。
市販のサプレッサーカバーのサイズは大体150mm~200mm前後ですが、サプレッサーの中には100mm以下のものもあります。
このような小さなサプレッサーに合うカバーがなかなか市販では見かけません。
専用カバーを自作して、ピッタリサイズのカバーを実現できるのが大きな自作のメリットになります。
サプレッサーカバー自作のメリット②
自分のニーズにピッタリ
よく行くフィールドの雰囲気や設備に応じた迷彩効果の高いサプレッサーカバーがあれば、より銃口は見つかりにくくなるでしょう。
また、自分が普段使うタクティカルウェアと同じカラーリング、同じ迷彩パターンのサプレッサーカバーなら、トータルの統一感は更にアップ。
このように、自分のサバゲーライフのニーズにピッタリのものが出来るというのも、自作の大きなメリットです。
サプレッサーカバーは自作できる!
サプレッサーカバー自作の方法
自作なので方法も自由だと思いますが、悩んでいる方は下記のようなものを準備すると良いでしょう。
- 強化ナイロン生地(表地)
- バンジーコードとストッパー
- 20mm幅ナイロンベルト
- メッシュ生地またはフェルト(裏地)
- マジックテープ
これらの素材で市販のカバーを参考にしながら切ったり縫ったりしてみてください。複雑な構造ではないので見たままの雰囲気でも十分に作れると思います。
もっと簡単に、表地とマジックテープだけでも可能ですし、縫う代わりに100均でも手に入るグルーガンを使うという手も。
また、前述のカモフラージュテープを巻くだけでも十分自作カバーといえるでしょう。
是非ご自身の納得のいくサプレッサーカバーを作ってみてください。
サプレッサーカバーおすすめ7選
おすすめのサプレッサーカバー1.
EMERSON 22cmサプレッサーカバー
実物生地もあるレプリカ人気ブランド製
EMERSONはタクティカルウェアや装備を中心に、多くのレプリカアイテムをラインナップしているブランド。
レプリカらしい安価な設定とレプリカらしからぬ質の高さから、日本でも多くのサバゲーマーから支持を集めています。
定番のマルチカム生地などはリアルライセンスの実物生地を使っていたりと、レプリカカバーでも満足のクオリティです。
カラーラインナップが豊富
この「EMERSON サプレッサーカバー」は、前述のマルチカム以外にも多くの迷彩パターンや単色カラーのラインナップを揃えており、好みやニーズに応じたものを選べるのも大きなポイント。
サイズが22cmとやや大きめではありますが、適合するサプレッサーならばお気に入りのカバーが見つかるでしょう。
形状は定番のカバー構造なので、脱着も簡単です。
おすすめのサプレッサーカバー2.
TMC 16cmサプレッサーカバー
レプリカアイテムでは定番ブランド製
TMCはEMERSONと並んで日本でもメジャーなレプリカブランド。
ウェアや装備品など多くのタクティカルアイテムをリリースしています。
こちらもレプリカながら、サバゲーで使用する分には十分なクオリティ。
特に装備品のラインナップが豊富で入手性の高く、サバゲーでも良く見かける定番ブランドです。
もちろんコストは抑えめでコストパフォーマンスは良好。
レプリカ品の中でも信頼度の高いTMCのサプレッサーカバーです。
珍しいショートサイズのカバー
TMCのサプレッサーカバーにもいくつかラインナップはありますが、その中でも市販のカバーでは珍しい16cmのサイズのカバーがこちら。
サバゲーではサプレッサーはそこまで大型でなくとも消音効果はありますし、取り回しを考えるとむしろ小さいものの方が有利なシーンも多数。
多くのサプレッサーカバーが20cm前後の中で、16cmはありがたい選択肢といえます。
おすすめのサプレッサーカバー3.
HMMSタイプ サイレンサーカバー
実物カバーを再現したレプリカ
こちらは「Griffon Industries」というメーカーのHeat & Mirage Mitigation System(HMMS)というサプレッサー用カバーシステムのレプリカ。
実物品は1650℃のテストをクリアし、カバー本来の陽炎防止や放熱効果もあるもの。
軍や法執行機関でも使われているものになります。
そのカバーを忠実に再現したレプリカカバーがこちらのアイテムです。
実物同様の断熱材を採用
たとえサバゲーであってもリアルにこだわるのであれば、実物と同じ構造や素材の採用というのは大きく惹かれるポイントでしょう。
こちらのカバーは、エアガンでは不必要ながら実物同様の断熱材を使うというこだわり。リアル志向のユーザーのココロをくすぐります。
実物は高価で入手性の低いため、その代わりにこちらを選んだとしても十分なリアリティを感じられるアイテムです。
おすすめのサプレッサーカバー4.
AVANTE Mesh SUppressor Cover Short
国産ミリタリーギアメーカー製
AVANTEは日本発のミリタリーギアメーカー。サバゲーユースの製品からプロの使用にも使えるものまで様々なラインナップを製造しています。
そのクオリティの高さ以外に、他のギアメーカーにはないオリジナリティのある構造やカラーリングも特徴的で、ハイレベルなアイテムを望むユーザーから支持されています。
また、国産という安心感もユーザーには嬉しいポイントといえます。
シンプルでハイクオリティ
この「Mesh Suppressor Cover」はRGカラーのメッシュと単色のナイロン生地で構成されたシンプルなカバー。
ウェビングテープやバンジーコードには、ギリーなどを取り付ければ更に迷彩効果を追加することが出来ます。
対応直径は55mm、サイズは20cmのショートと25cmのロングの2パターン。
AVANTE製品の中でもプロユース向けクラスとなるAspecの製品で、シンプルながら非常に高いクオリティがポイントです。
おすすめのサプレッサーカバー5.
Gexgune サプレッサーカバー
コスパ抜群のサプレッサーカバー
こちらは恐らく海外製でノーブランドのサプレッサーカバー。
Amazonではよく見かける、ちょっと怪しげな雰囲気漂うアイテムですが魅力的なのはお値段。
サプレッサーカバーの中でも最安値の部類に入ります。
耐久性にはやや不安があるのは事実ですが、サバゲーでのサプレッサーカバー運用は大きくエアガンの性能やサバゲー自体に影響するものではありません。
気軽に購入出来る値段設定のこのサプレッサーカバーは、ドレスアップや迷彩効果の目的を十分に果たしてくれるでしょう。
豊富なカラーラインナップ
このサプレッサーカバーのもうひとつの魅力が、カラーラインナップ。
ブラックやOD、RGに近い単色のものから、迷彩パターンでは定番のCPやACUをラインナップしています。
サバゲー中の迷彩効果を狙うのであれば、ほぼ全てのフィールドに合うものを選べるでしょう。
サイズは22cm、構造もサプレッサーカバーではよく見られる一般的なものなので、サプレッサーカバー初心者にも向いているアイテムです。
おすすめのサプレッサーカバー6.
KSC M11用サプレッサーカバー
専用設計サプレッサーカバー
こちらはKSCから発売されている「イングラム M11A1」というガスブローバックサブマシンガン専用のサプレッサー専用のカバー。
「KSC M11」はブローバックやフルオートが楽しく、コンパクトなサイズ感などが人気のエアガン。
実銃でも民間向けフルオート銃としては最も流通している銃といわれており、かなり古いモデルながら未だにファンが多数います。
そういった人気もあり、様々な専用のカスタムパーツの存在するエアガンで、その中のひとつがこのカバーになります。
大事なサプレッサーを傷から守る
M11自体が古い銃なので現代の銃にあるような規格には対応しておらず、様々なパーツが基本的には専用設計。
ですので、サプレッサーの選択肢はほぼ専用サプレッサーとなるでしょう。
しかしこの専用サプレッサーがお値段やや高め。
大事なサプレッサーを傷から守るためにも専用サプレッサーカバーは必須アイテムといえるかもしれません。
おすすめのサプレッサーカバー7.
McNETT カモフラージュテープ
プロユースのカモフラージュテープ
カモフラージュテープをサプレッサーに巻いて、簡易のサプレッサーカバーを構築する方も多いと思います。
カモフラージュテープはネットでも様々なアイテムがあり、安価なものも多くありますので、今回は敢えてプロユースのものをご紹介。
「McNETT」はアメリカの化学製品メーカーで、ミリタリーアイテムの補修材やリペア品を扱っています。製品のクオリティは実際に米軍などが採用しているほどのもの。
このカモフラージュテープも格安で売られているものとは違い、プロの要求である確かな固定と繰り返しの使用に応えたハイスペックなテープです。
豊富な迷彩パターンと高い汎用性
プロ仕様なだけあって、多くの迷彩パターンをラインナップに揃えており、使用者の細かなニーズにもしっかり応えています。
迷彩効果はもちろんのこと、グリップ性の向上、傷防止、簡易的な物の固定など用途は自由自在。
剥がしても跡が残らず、粘着力は洗えば復活するため繰り返し使える点もポイント。
格安品と比べると高めですが、繰り返し使える点やクオリティを考えるとおすすめできるテープになっています。
まとめ
サバゲーにおけるサプレッサーカバー導入は、基本的にはドレスアップと迷彩効果が主な目的。
しかし実銃ではそれ以上に、熱対策に欠かせない実用的なアイテムであることも覚えておいて損はありません。
その背景を知った上でアイテム選びをすると、構造が理解出来たり、的確な装着方法を覚えたりと、更にサバゲーの世界を楽しむことが出来ると思います。
サバゲーでも消音目的でサプレッサーを導入する方も増えました。
カバーも多くのアイテムがラインナップされていますが、自作を含めて是非お気に入りのサプレッサーカバーを導入してみてください。
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